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代表ごあいさつ

お客様に愛される会社であるために

橘重量は、私の父が興した会社です。
長男だから継ぐ――
その流れを特に抵抗感を抱くこともなく受け入れて、今に至ります。

継ぐにあたり、志と言えるような大それたものは持っていませんでした。
そんなことを考える余裕が、なかったんです。
「いずれ家業を継ぐにしても、その前に数年くらいは別の世界を経験してみたいな」と、
自動車関連の会社で社会人デビューを果たした矢先に、父の病気が発覚。
予期していたよりずっと早いタイミングで、橘重量に戻ってくることになったので。

やるしかない。

目の前に、支えなければいけないものがあるから、支える。
運ばなければいけないものがあるから、運ぶ。
そうやって一歩一歩、進み続けていくうちに、自然とお得意様が増えてきました。私が代表を引き継いだ1992年の時点では、継続的にご依頼をくださるお客様は2、3社でした。
現在は15社前後になっています。創業から5倍近くに増えたんですね。

でも実は「新規のお客様を開拓しよう」と営業活動に力を入れたことは、あまりありません。
一時期、やってみたこともあるのですが、営業適性がなかったのか、さほど成果は上がらなかったんです。

その代わり、任された現場に一つひとつ向き合うことが、私たちらしい新規顧客開拓の糸口になりました。
例えば、別の作業で同じ現場に入っていた業者さんが、私たちの仕事ぶりを見て「うちのお取引先の現場もお願いできますか?」とお声かけくださったりして……そのような形で自然にご縁が連なり、継続してご依頼をくださるお客様が、一社一社と増えてきました。

今では、おかげさまで、営業活動ゼロでもご依頼が途切れない状態が続いています。ありがたいことです。

現場に向き合う私たちの姿に、
たくさんの方々が「価値」を見出してくださって、認めてくださって、
選び続けてくださっている……
その流れに乗って、気がつけばここまで来ることができました。

若き日に抱いた「一度は別の世界を経験してみたい」という憧れは、
もはや思い出すこともありません。
このまま一生、家業一筋・橘重量一筋、それで本望。なんと幸せな人生でしょう。

大きな会社にならなくてもいい。大儲けができなくてもいい。
現場を一つやり遂げるたびに「価値」を見出され、次も期待され、信頼され、愛され続ける。
その幸せな流れを途切れさせない。それが私の志です。

これまで通りをコツコツと。
一つひとつの現場に、真剣に、
思いやりを持って
向き合い続けてまいります。
2026年7月
代表取締役 
飯田正人
社長の自画自賛

―私は、橘重量のこういうところが
素敵だと思っています―

  • 現場で自発的に生まれる「お客様ファースト精神」

    各現場で、一人ひとりがお客様の立場に立って考え、ひと手間を惜しまない仕事をしています。言われたことだけをやって終わりにはしない。「これもやったほうが喜ばれる」と気づいたら、動く。それが橘重量の基本姿勢です。私が日々、言い聞かせてきたから……と言えば聞こえはいいですが、実は違います(笑) 親方の基本姿勢が、そうなのです。だから、その背中を日々見ている社員たち一人ひとりが、自然と同じ基準で動くようになり、会社の文化として根付いたのです。誇らしいことです。

  • 休みの日も事務所にダベりに来る社員たち

    休みのはずの社員が事務所にフラッと顔を出すことが、よくあります。もちろん、私が呼んでいるわけではありません。予告なく、当たり前のようにやってきます。次の仕事の打ち合わせをしたりもするのですが、それだけで帰ることはほぼなくて、雑談して、お茶を飲んでタバコ吸って、自分のペースで帰っていきます。居心地がいいということですかね。嬉しいことです。

  • 現場は親方に任せて、私は後ろを守る

    現場を安心して任せられる親方がいてくれるおかげで、私は基本的に現場に出ず、事務所で経営と事務作業に専念させてもらっています。この役割分担が確立していることが、現在の橘重量の安定成長につながっています。うちくらいの規模で、社長が現場に出ることなく日々の案件が回っている会社は、決して多くはないでしょう。親方には頭が上がりませんね。

社長の誓い

―橘重量の価値を、
未来へつなげていくために―

  • 次世代をしっかり育てます

    親方たちが現場をバリバリ引っ張ってくれているうちに、次の世代を採用し、育てます。若い人たちが、親方の背中を見て、言葉を聞いて、指導を受けて、それを自分のものにして、次の世代にも伝えて――そうやって末永く「橘重量の仕事の価値」が引き継がれていく。その流れを作るのが、経営者の責任です。

  • 社員が幸せを感じられる会社にします

    流れを途切れさせないためには、育った社員が長く腰を据えてくれることが大前提です。「この会社でずっとがんばって、次の世代の手本になりたい」と思ってもらえるように、これまで以上に、いい会社にします。社員一人ひとりに、ここで働くことが幸せだと感じてもらえる会社にします。

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